Life Work

自分を活かして生きる

私の症状(発達障害)について

この記事をシェアする

自己紹介の中でも書きましたが、私は「自閉スペクトラム症(ASD)」と「注意欠如・多動性障害(ADHD)」の診断を受けていますが、社会生活でどのような症状として現れているか紹介していきます。

簡単に2つの症状を説明しておくと、

  • 自閉スペクトラム症」は、コミュニケーション・対人関係困難とともに、強いこだわり・限られた趣味を持つ特徴がある発達障害です。
  • 「注意欠如・多動性障害」は、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、行動の抑制が困難であるなどの特徴が持続的である発達障害です。

以上の特徴を踏まえて、私が社会生活上でのエピソードを記していきます。

自閉スペクトラム症

  1. 言葉のニュアンスを状況に応じて察することが困難で、「適当に」「多め」「もう少し」などの幅のある表現を受けての判断や対応ができないことがあります。
  2. しばしば上司、同僚と意見が合わず会議や作業を無視して、会社の外で時間を潰すなど社会人としてあるまじき行動をとることがあります。酷いときは、社内で言い争いをして大声で不満に思うことを叫んだこともありました。
  3. こだわりの強さでは、感覚過敏でその時々の肌感覚に合ったTシャツ、Yシャツ、下着でないと着れない時があります。また、食に関しても1カ月昼食が吉野家、1カ月昼食がセブンイレブンのグラタンなど偏食な時がありました。

「注意欠如・多動障害」

  1. 以前休職した際に、新車購入(500万)、大学受験・予備校(200万)といった衝動性が出てしまい、現在返済で金銭的に苦しいなと感じる時があります。それでも気持ちを切り替えて、大学の科目試験・予備校授業には意地でもくらいついて資格を取ってやろうと頑張ってます。
  2. どの職場に属しても上司から必ず言われるのが、「段取りが悪い」「時間管理ができていない」「デスク周りが汚い」などの指摘を受けてきました。そのため度々期日までに成果物を仕上げられず、怒鳴られていたこともありました。結局、現在でも計画的に仕事を進められるようにはなっていません。どれだけ言われても、これに関しては直せないと諦めています。
  3. 新卒就活時、転職時に面接を受ける企業を伺い待合室で待つ際にビルから観える景色が良くて、歩き回っていて企業人事の方に注意を受けることがありました。
  4. 相手の話す内容に興味がないと聞いていることができず、話題を変えようと話を遮ってしまうことで友人、同僚と気まずい感じに度々なりました。

上記の症状は、一部エピソードとなりますがこれ以外にも対人関係の困難さでは記事にできないようなこともあるので、最も気をつけて改善していきたいと思っています。

これらの症状は、決して大人になって表面化するものでもないので、幼児期、小児期に見過ごされたのだと思います。両親からもそのような行動、症状があったことを聞いたこともありません。自身の特性として、「活かして」生きられるように今後を考えていこうと思います。

☆自分を活かして生きる☆