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自分を活かして生きる

私の症状(精神疾患)について

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これまでにパニック障害適応障害、不安障害などいくつかの精神疾患に罹ってきたことは紹介してきましたが、当時どのような症状として自身に現れていたかを記事にしていきます。

パニック障害
私が経験してきた症状として、パニック障害が最も辛い症状であったことを先にお伝えしておきます。何が辛いかというと、突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまいなどが現れパニック発作を繰り返し、「また症状が起きたらどうしよう」と心配になり、外出さえできなくなるからです。当時は、コンビニ、スーパー、通院などで外出するだけで発作を起こしていました。通院を重ねて投薬治療を続けて、こうした予期不安が無くなるまでに1カ月~1カ月半かかり、完全に不安無く過ごせるまでには2年程を要しました。また、パニック障害の症状として、もう一つ広場恐怖がありますが、こちらについても強い不安が生じていて、飛行機やバス、新幹線など閉鎖的な空間では逃げられない為に恐怖を感じます。8年程経った現在でも満員電車に乗ると吐き気、動悸、口渇などの症状で快速、急行など駅と駅の間の時間が長い電車は避けるようにしています。

当時の医師の言葉、ネット上の情報などから完治はなく後遺症として上記のような症状と付き合っていくことになるのは承知しています。なので、現在ストレスを原因とした症状で苦しんでる方、苦しいなと感じている方は貴方が思う以上にストレス原因から逃げてください。精神的にだけでなく、物理的にも逃げてください。

適応障害
この症状を発症したのは、コロナ感染が広まりだしてリモートワークが多くの企業で導入されていって1年程経った時でした。導入時から自室で仕事に向き合うことが、困難でした。私には発達障害の特性があることから、プライベート空間では行動抑制作用が無く衝動性の為に部屋中の物に興味が移ってしまい、それを抑えようとしてストレスを感じていて、抑うつ感や不安感の精神面だけでなく、身体には腹痛、過食といった影響が出ていました。会社に症状を伝えて配慮を求めていたらと後悔することもあります。

双極性障害
誰もが気分の浮き沈みがあるもので、私も自身の状態は多くの方と同じだと思っていましたが、医師との問診を続けていくうちに躁状態の大きさや前述している精神疾患の発症スパン、その当時の状況から診断が下りました。私の躁状態は、興味あるものに触れると2~3日の間寝食を忘れて調べ事や創作をしてしまう、仕事で繁忙期になると気分が高まり意欲がわき、精力的に行動してしまうなどの症状を繰り返しすことがあります。また、その逆でそうした期間が終わった後にいづれも大きな抑うつ状態になる傾向があります。現在、治療は気分の高まりを抑え、沈みを支えるような働きをしてくれる投薬治療を続けています。

以上、これまでに経験した症状の中から辛かったものをピックアップしましたが、私が最も言いたいのは、原因から逃げるなり、対策を講じて原因を小さくするなりの工夫を日常に取り入れてほしいことです。どんな対策が良いかは、それぞれで違うので言及はしませんが、常に逃げてきた自身が逃げきれていないことから日々小さな対策を取り入れることができれば、違った未来も見れるのかと考えてしまします。
でも、もう駄目だと思ったら逃げてくださいね。
逃げているからこそ自分を活かせる場所に出会う機会も多くなりますので。

☆自分を活かして生きる☆