Life Work

自分を活かして生きる

読書時間

体調が回復してきているのを実感するとともに物事に対する意欲も出てきたので、読書をしています。発達障害の理解、これからの生き方のヒントを見つけるために『発達障害 サバイバルガイド(著:借金玉)』や『マンガでわかる 大人のADHDコントロールガイド(著:福西勇夫、福西朱美)』を読み進めています。以前、休職した時に自分なりに発達障害を疑っていたので、今回明らかな障害の診断を受けたので、読み直して症状の理解、対策を学びたいと思います。

それと古本屋で芸人のヒロシさんの著書『ひとりで生きていく』を手に取り、内容に共感し引き込まれました。詳細は省きますが「他人に期待する生き方は 他人に絶望する生き方」「逃げ込んだ場所で 咲くこともできる」「何が向いているか何がうまくいくか やってみなければわからない」などのフレーズが出てくる章は、本当にその通りだなと思いながら、認知行動療法として大切な言葉だなと考えてしましました。
他人と関わると疲れてしまう私には、心の根っこの部分に刺さる思いで読みました。群れたり、媚びたり、期待したり本当に疲れてします事ばかりしていたなと過去を振り返ってしまいました。私が長く活きていく為には、いらない部分を削ぎ落して軽くならないといけないですね。

休職で時間ある今、病気の理解・対策に努めるだけでなく、生き方のモデルとなるような人の考えにも多く触れていきたいです。始めは真似でしかないが、考え方を身に着けて、時間とともに自身の型へと落とし込めていければと思います。

 

私の必需品?

病気と向き合う中で必需品になったのが「お薬手帳」と「薬」ですね。

お薬手帳については6冊目ですが、可愛いのやシンプルなものまで多くの種類が出ていて増えていくのが、少しだけ楽しみになってたりします。病気からは、逃げられないし引き合わけで良いと思っているので、手帳が好きなデザインだと気持ちの支えになってくれたりしますね。現在、使用中が下に添付の写真左で、次に使用予定が右のペンギン柄の物になります。今回は、AMAZONで買いました。

手帳を見返すと過去にどんな薬を服用していたかと同時にその当時の苦しかった思い出が蘇りますが、私は過去にパニック障害で本当に苦しい思いをしているので、それと比べたら今はまだマシかなって、支えてくれる存在になっています。

薬もいろいろなものを服用してきましたが、1個だけ強烈に思い出されるのがパニック障害で当時服用していたリフレックスは、今後医師から処方を受けるようなことがあったら断るようにしたいと思っています。
確かに効果はあって症状を和らげてくれていて、最悪期から脱するのに必要な薬でしたが、私の場合は副作用なのか服用後眠気、めまいが強く症状として現れて一日の行動に影響が出てしまい、それはそれで苦しい思いをしました。(薬の効果、副作用は個人差がありますので、あくまで私の感想です。)
現在服用している薬も服用を始めて1カ月ほどですが、まだ私の身体が慣れていないせいか、就寝時に服用して翌日午前中は眠気やめまい、倦怠感が出ています。当初に比べれば日に日に小さくなっているので、慣れてきてはいるのかなと思います。復職しても服用を続けていくことになる薬は、効果も大事ですが副作用も考えて付き合っていきたいですよね。下の添付写真の薬が現在服用中の薬です。ストレスから胃腸にも障害が出ていて、精神科と合わせて胃腸内科にも通院しています。

通院、薬と治療に意外とお金かかりますよね。休職中の私は、一人暮らしで回りに助けてくれる人がいないし、病気で親に心配をかけたくないので復職、転職と先のことを考えて焦ってるところはありますが、そうして焦った結果で自身に合う環境を選択できずに何度も再発を繰り返しているので、今回は焦らず社会復帰していきたいと考えています。

☆自分を活かして生きる☆

私の症状(精神疾患)について

これまでにパニック障害適応障害、不安障害などいくつかの精神疾患に罹ってきたことは紹介してきましたが、当時どのような症状として自身に現れていたかを記事にしていきます。

パニック障害
私が経験してきた症状として、パニック障害が最も辛い症状であったことを先にお伝えしておきます。何が辛いかというと、突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまいなどが現れパニック発作を繰り返し、「また症状が起きたらどうしよう」と心配になり、外出さえできなくなるからです。当時は、コンビニ、スーパー、通院などで外出するだけで発作を起こしていました。通院を重ねて投薬治療を続けて、こうした予期不安が無くなるまでに1カ月~1カ月半かかり、完全に不安無く過ごせるまでには2年程を要しました。また、パニック障害の症状として、もう一つ広場恐怖がありますが、こちらについても強い不安が生じていて、飛行機やバス、新幹線など閉鎖的な空間では逃げられない為に恐怖を感じます。8年程経った現在でも満員電車に乗ると吐き気、動悸、口渇などの症状で快速、急行など駅と駅の間の時間が長い電車は避けるようにしています。

当時の医師の言葉、ネット上の情報などから完治はなく後遺症として上記のような症状と付き合っていくことになるのは承知しています。なので、現在ストレスを原因とした症状で苦しんでる方、苦しいなと感じている方は貴方が思う以上にストレス原因から逃げてください。精神的にだけでなく、物理的にも逃げてください。

適応障害
この症状を発症したのは、コロナ感染が広まりだしてリモートワークが多くの企業で導入されていって1年程経った時でした。導入時から自室で仕事に向き合うことが、困難でした。私には発達障害の特性があることから、プライベート空間では行動抑制作用が無く衝動性の為に部屋中の物に興味が移ってしまい、それを抑えようとしてストレスを感じていて、抑うつ感や不安感の精神面だけでなく、身体には腹痛、過食といった影響が出ていました。会社に症状を伝えて配慮を求めていたらと後悔することもあります。

双極性障害
誰もが気分の浮き沈みがあるもので、私も自身の状態は多くの方と同じだと思っていましたが、医師との問診を続けていくうちに躁状態の大きさや前述している精神疾患の発症スパン、その当時の状況から診断が下りました。私の躁状態は、興味あるものに触れると2~3日の間寝食を忘れて調べ事や創作をしてしまう、仕事で繁忙期になると気分が高まり意欲がわき、精力的に行動してしまうなどの症状を繰り返しすことがあります。また、その逆でそうした期間が終わった後にいづれも大きな抑うつ状態になる傾向があります。現在、治療は気分の高まりを抑え、沈みを支えるような働きをしてくれる投薬治療を続けています。

以上、これまでに経験した症状の中から辛かったものをピックアップしましたが、私が最も言いたいのは、原因から逃げるなり、対策を講じて原因を小さくするなりの工夫を日常に取り入れてほしいことです。どんな対策が良いかは、それぞれで違うので言及はしませんが、常に逃げてきた自身が逃げきれていないことから日々小さな対策を取り入れることができれば、違った未来も見れるのかと考えてしまします。
でも、もう駄目だと思ったら逃げてくださいね。
逃げているからこそ自分を活かせる場所に出会う機会も多くなりますので。

☆自分を活かして生きる☆

私の症状(発達障害)について

自己紹介の中でも書きましたが、私は「自閉スペクトラム症(ASD)」と「注意欠如・多動性障害(ADHD)」の診断を受けていますが、社会生活でどのような症状として現れているか紹介していきます。

簡単に2つの症状を説明しておくと、

  • 自閉スペクトラム症」は、コミュニケーション・対人関係困難とともに、強いこだわり・限られた趣味を持つ特徴がある発達障害です。
  • 「注意欠如・多動性障害」は、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、行動の抑制が困難であるなどの特徴が持続的である発達障害です。

以上の特徴を踏まえて、私が社会生活上でのエピソードを記していきます。

自閉スペクトラム症

  1. 言葉のニュアンスを状況に応じて察することが困難で、「適当に」「多め」「もう少し」などの幅のある表現を受けての判断や対応ができないことがあります。
  2. しばしば上司、同僚と意見が合わず会議や作業を無視して、会社の外で時間を潰すなど社会人としてあるまじき行動をとることがあります。酷いときは、社内で言い争いをして大声で不満に思うことを叫んだこともありました。
  3. こだわりの強さでは、感覚過敏でその時々の肌感覚に合ったTシャツ、Yシャツ、下着でないと着れない時があります。また、食に関しても1カ月昼食が吉野家、1カ月昼食がセブンイレブンのグラタンなど偏食な時がありました。

「注意欠如・多動障害」

  1. 以前休職した際に、新車購入(500万)、大学受験・予備校(200万)といった衝動性が出てしまい、現在返済で金銭的に苦しいなと感じる時があります。それでも気持ちを切り替えて、大学の科目試験・予備校授業には意地でもくらいついて資格を取ってやろうと頑張ってます。
  2. どの職場に属しても上司から必ず言われるのが、「段取りが悪い」「時間管理ができていない」「デスク周りが汚い」などの指摘を受けてきました。そのため度々期日までに成果物を仕上げられず、怒鳴られていたこともありました。結局、現在でも計画的に仕事を進められるようにはなっていません。どれだけ言われても、これに関しては直せないと諦めています。
  3. 新卒就活時、転職時に面接を受ける企業を伺い待合室で待つ際にビルから観える景色が良くて、歩き回っていて企業人事の方に注意を受けることがありました。
  4. 相手の話す内容に興味がないと聞いていることができず、話題を変えようと話を遮ってしまうことで友人、同僚と気まずい感じに度々なりました。

上記の症状は、一部エピソードとなりますがこれ以外にも対人関係の困難さでは記事にできないようなこともあるので、最も気をつけて改善していきたいと思っています。

これらの症状は、決して大人になって表面化するものでもないので、幼児期、小児期に見過ごされたのだと思います。両親からもそのような行動、症状があったことを聞いたこともありません。自身の特性として、「活かして」生きられるように今後を考えていこうと思います。

☆自分を活かして生きる☆

今週の振り返り(7/16~7/22)

これまで精神疾患と向き合ってきた中で、一日の振り返りがとても重要なことを学びました。毎日、振り返りで行動記録を付けた方が良いですが、ブログを今週半ばから始めましたので、今回はまとめて記事にしようと思います。

振り返りでポイントにしたいのが下記になります。

  1. 起床時間、就寝時間
  2. 気持ち、感情の浮き沈み(モヤモヤする、不安感が強い弱いなど)
  3. 体調の変化(活動的か、疲れを感じているなど)

7月16日
起床時間:10:00 就寝時間:26:00
服薬の影響で、午前中はまともに動けず気持ちが沈んでいた。

7月17日
起床時間:9:00 就寝時間:26:00
服薬に身体が慣れてきたこともあり、起きてからも活動的であった。
また、就寝前の服薬のタイミングのコントロールもできるようになってきた。

7月18日
起床時間:10:00 就寝時間:25:00
通院、診察で服薬調整が行われ、眠剤(デエビゴ)の量を減らし、双極性障害に対して処方いただいていた薬(ビプレッソ)の量が増量されました。また、逆流性食道炎で通院していた方では、身体の状況に合わせて頓服対応となりました。
通院2か所で長時間の待機もあり身体は疲れを感じていました。

7月19日
起床時間:8:00 就寝時間:26:00
起床時から一日を通して、強い不安感を感じ気力低下で食事ができず、不安感と戦うことで疲労感が溜まりました。

7月20日
起床時間:9:00 就寝時間:26:00
昨日から引き続き強い不安感があり、何もできない一日でした。

7月21日
起床時間:7:00 就寝時間:26:00
昨日まで2日間続いていた強い不安感は無くなり、部屋の掃除、食材の買い物、大好きなゲームのプレイと活動的な一日でした。

7月22日
起床時間:9:00 就寝時間:26:00
特に不安感もなく、穏やかな気持ちで過ごせました。身体のほうも疲れを感じることもありませんでした。夜に友人たちのゲームのマルチプレイをしている時間がありましたが、プレイに集中して活動できていました。

今週は、気持ちの沈みで不安感の強い日もありましたが現在は回復して意欲的に物事を処理できていると感じています。引き続き自身の気持ちや活動量に注目して、過ごしていきたいです。

☆自分を活かして生きいる☆

これまでの社会人生と症状

これまでに経験した企業が4社あり、規模としては中小~大手企業で、1度出戻り社員となっています。長くて3年、短くて1年でこの期間内で不眠症パニック障害適応障害を発症して休職をしていますので、実際はもう少し短い期間になります(休職したり、復職したりもしているので、曖昧なカウントになります。)。

最初に疾患となった時は、2社目で夜勤と日勤を交互に繰り返すような変則出社となり眠気が全くなくなり体調も悪く心療内科を受診して「不眠症」の診断を受け初めて休職をしました。その企業では復職し3年目を目前とした時、いつものように通勤電車に乗ったら突然息ができなくなり、直ぐに電車を降りました。そのままホームで症状が治まるのを待ち、とても長い間動くことができなく、また電車には乗れないと判断して歩いて家まで戻りました。この時、人生でもっとも恐ろしい経験となる「パニック障害」の診断を受けました。起きているだけ、家から出ようとするだけでパニック発作、広場恐怖、それとパニック発作を繰り返しているうちに予期不安もあり、頭も心もパニックを起こしていました。原因は、168時間の時間外労働に加えて1カ月フル出勤していたことで、気づかないうちに大きなストレスを抱えていました。
その後、その会社は退職して、通院を続けながら他企業(出戻り)へ転職しました。病気への理解もあり通院の為に、早退も認めていただくことができ3年程かけて症状を治めることができました。

3社目で3年目を迎える頃に朝起きたら、突然大きな不安に襲われベッドから起き上ることができなく、また動悸や吐き気も強く、直ぐに精神科を受診したところ「適応障害」の診断を受けて休職に入りました。原因は、パニック障害の時と同じく長時間労働によるストレス過多が続いた為に身体に不調として現れました。休職は1年で、その間に復職の為のトレーニングを受けましたが、休職時の会社側との面談で上手く疾患の理解を得られず退職を選びました。

そして今回4社目でも同様に、先輩社員の退職に伴う業務引継ぎで長時間労働が続いた結果、職場で過呼吸を起こして倒れてしまったことで精神科を受診して当初は「ストレス反応」と診断を受けましたが、これだけ何度も精神的に困難なことが起こるのは、別に理由があると思いセカンドオピニオンのつもりで、他精神科を受診し発達障害の検査をしてもらったことで、発達障害からくる二次障害で「双極性障害」と診断を受けるにいたりました。

幾度と精神疾患による体調不良で休職・退職を経験してきて、今回の発達障害による二次障害で症状が起こるのだと診断を受けて内心はホッとしています。障害の原因が分かったことで、起こらない環境下で自分のできる範囲で仕事をすれば、同様の疾患で休職・退職とならないように働けるからと考えるからです。それは、これまで経験してきた業界・職種から離れることを意味しますが、辛い思いをして短期離職を繰り返すよりマシかなと思います。

これからのことは、もう少し体調が回復してから深く考えていこうと思います。焦らずゆっくりと休職を楽しむくらいの気持ちで回復を待ちたいです。

<今後の投稿予定>
●症状についての理解
●症状との付き合い方に参考にしているモノ
●今後について

☆自分を活かして生きる☆

自己紹介

現在、私は「自閉スペクトラム症」、「ADHD(注意欠如・多動症)」の発達障害、二次障害に双極性障害の診断を受け休職しています。
大学を卒業してから10年程が経ちますが、これまで不眠症パニック障害適応障害などの診断を受けて累積3年程は休職・無職期間があります。

今回は職場において、過呼吸状態になり倒れたこと、経験から精神科を受診し「ストレス反応」と診断を受け休職へ。

これだけ何度も精神的な影響を受けた中で休職を繰り返してきたことから、原因は外にあるのではなく、自分自身にあるのではないかと思い立ち発達障害の検査を受けました。その結果が、冒頭にも記した「自閉スペクトラム症」「ADHD(注意欠如・多動症)」となります。

私のように発達障害から二次障害を持って生きる方や社会生活の中でモヤモヤした気持ち、社会生活に息苦しさを抱えている方などと生き方の共有、上記症状の中でも生きている者の日々の考えを綴っていきたいと思います。

<今後の投稿予定>
●これまでの社会人生と症状
●症状についての理解
●症状との付き合い方に参考にしているモノ
●今後について

☆自分を活かして生きる☆